2019年10月アーカイブ

明日11/1からの三位決定戦・決勝戦を前に、伝統や公平性などとは無関係と思われるので、書いておこう。

26日に横浜・日産スタジアムで行われたラグビーワールドカップ準決勝のニュージーランド対イングランド戦で、(日本人にすれば?)珍事が起きた。

試合前の「ハカ」に対して、イングランドの選手達がV字陣形で応酬したのだ。

日本国内では早速、

・ハカ奇襲で罰金処分
・ハカ妨害は非礼か
・不敵な態度が話題

など、その喧しさと言ったら・・・。

この日のハカは特別な試合で披露されるらしい「カパオパンゴ」。通常は横一線で肩を組んで受け止めるチームが多いとされるが、王国ニュージーランドに対してラグビー母国のイングランドが、大一番で打って出た奇策(V字フォーメーションで対抗)に驚きの反応が続出したようだ。

W杯公式サイトは、

・「ハカをしているチームから10メートルの間隔をとらなければいけない」ルールと、
・V字の両端がハーフウェーラインを超えてNZに近づいていた行為を「イリーガル(反則)」と指摘し、
・レフリーが下がるように指示した

ことを表明。

大会規約では、対戦チームはキックオフ前に敵陣に入ることは許されていないが、ハカの際にイングランドのV字隊列の両端の6選手がV字編隊で敵陣に侵入。これが規約違反の対象となっただけ。

★世界中も驚きを隠せなかっただろうけど、反則には罰金処分という、至極当たり前な動き。

まぁイングランドにしてみれば、罰金処分で難敵ニュージーランドから勝利をもぎ取れたのならお安いもの、御の字だったろうね?

終日温々陽だまり日和

外に居ても涼しささえ感じない、寝転んで日向ぼっこもできそう、だけど車中は暑めで腕まくり。

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稀に日本経済新聞も襟を正す時がある?

超久し振りにと言うか、極偶に、日本経済新聞も(対象が誰かは定かでないが)襟を正す事があるらしい。

「企業の格下げ広がる 米フォード社債はジャンク債に 超低金利で債務膨張、収益力に陰り」 2019/10/19 記事によると、

世界で企業の格下げが増えている。超低金利を受けて債務が膨張する一方、収益力に陰りが出始めてきたためだ。利回りを求めるマネーが流れ込み、リスクが拡大する中でも起債の勢いは止まらない。格下げの現状を探った。

「債務不履行の可能性がある企業債務は2021年に19兆ドルに上る可能性がある」。国際通貨基金(IMF)は...

なのだそうだ。

つい先日、トヨタが国内で、金利ゼロの社債を発行したのは意外だったが、IMFがデフォルトの可能性がある企業債務残高が2000兆円を軽く超える可能性について触れたのは驚きだね。

然も、米フォード社債が投資不適格のジャンク級扱い? 何故に世界は、低格付け債の起債がブーム襲来となる程、浮かれているのか。巷で言われているユーフォリア(熱狂的陶酔感)、まさかね?

★まぁ、世界は広い。民間企業ですらマイナス金利で社債を発行し、利息を得ながら借金をするという逆転現象さえ生じているらしいから。

米欧は相次いで量的緩和再開に舵を切ったようだが、主要国中銀の緩和競争が再燃すれば、金融の歪が更に拡大する事は必然。

今後景気が後退局面に向かえば、更に格下げが増え、投資適格だった社債もジャンク級に成り下がり、借り換えなどの資金繰りに行き詰る企業も続出することだろう。

★借金し易い金融環境では、本来破綻すべき企業を生き長らえさせ、ゾンビ化させるのに一役買うことになる。損失覚悟の悪循環(ババ抜き)は、既に始まっているのかもね。

色付き始めだった安達太良山の紅葉

超大型の台風19号が気になり、はまなかあいづTodayで天気予報を見ていた。紅葉情報に変わったところで磐梯吾妻スカイラインと安達太良山が見頃を迎えたとの話を聞いて、先週前半に安達太良の紅葉を見に行った事を思いだした。

絶好の登山日和で、Tシャツでも暑かった位だ。

紅葉の下見を兼ねて行ったのだが、その時は未だ、程遠い色付き始めだった。安達太良山の紅葉が見頃になるのは、来週後半かと思ったのだが。

・ロープウェイからの眺め

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・ロープウェイ山頂駅からの眺め

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・薬師岳展望台からの眺め

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今日10/3のソフトバンクG株は前日比2%安の4115円、ソフトバンク株は前日比0.37%安の1494.5円で終わったようだ。

2月に「自社株買い6000億円のソフトバンクG株、驚きのストップ高か蟻地獄への誘惑か?」の記事を書いてから早8ヶ月。ビジョンファンドも含めたソフトバンクグループ全体の信用は、未だ健全か?

今週初めにソフトバンクG株は、自社株買い発表以前の水準にまで落ち込んでいたが、今日また125円下げた。自社株買い効果が剥がれ落ちたら、後は下落するのみ。と当時既に警告されてはいたのだが。

★ここに来て、米ウィーワークの上場延期や中国アリババ株の下落など、保有資産の評価リスクが重く圧し掛かる。

更に5月の記事「米ウーバー株が激安、大株主のSBGも株価1万円割れで大慌て?」でも触れた、米ウーバーテクノロジーズ株が上場以来3割超の下落。


◆含み益はただの泡、含み損は崖っぷち

個人投資家に急騰・急落への打ち手は有るのか、変幻自在の株価に対応出来るのか?
プライベートバンカーを抱える超富裕層のみが、手を染める代物なんじゃないのか。

それでも、個人投資家は懲りないんだろうね。


◆追記:

Windows95の開発チームを率いた世界的エンジニアの(と称される)中島聡氏が、MAG2のメルマガで、孫正義さんのリスキーな投資姿勢について言及していた。

メルマガ「週刊 Life is beautiful」の『1兆以上の金が吹っ飛ぶ。WeWork投資で孫正義氏が見る「痛い目」』の記事(https://www.mag2.com/p/news/418929?utm_medium=email&utm_source=mag_W000000003_wed&utm_campaign=mag_9999_1009&trflg=1)で、中島氏はソフトバンクGのビジョンファンドによる投資手法が、如何に無謀なものかをとても分かり易く解説。

フィナンシャルタイムズ(Finantial Times)記事の紹介では、「ビジョンファンドは外部投資家に対しては年利7%の配当を約束した優先株を発行している為、現在は借金で配当を支払っているが、ソフトバンクのこの資金集めの方法はとてもリスキー。万が一投資がうまく行かないと、(ビジョンファンドの)普通株を持つソフトバンクばかりが損失を被ることになる」と、ドキッとする話も。

FTって親会社は何処? そう、日本経済新聞社だよね。

★世界一流の経済専門紙「FT」がソフトバンクの危険性を指摘しているというのに、日本二流の経済紙「日本経済新聞」がだんまりを決め込むって、如何いう事?

・日本経済新聞の読者に対する裏切り行為だよね!
・日本の経済紙なのに、日本の個人投資家やソフトバンクの利用者に対する背信行為じゃないの?

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