ラグビーW杯準決勝 NZ対Eng、妨害・非礼・奇襲などの騒ぎの不思議

明日11/1からの三位決定戦・決勝戦を前に、伝統や公平性などとは無関係と思われるので、書いておこう。

26日に横浜・日産スタジアムで行われたラグビーワールドカップ準決勝のニュージーランド対イングランド戦で、(日本人にすれば?)珍事が起きた。

試合前の「ハカ」に対して、イングランドの選手達がV字陣形で応酬したのだ。

日本国内では早速、

・ハカ奇襲で罰金処分
・ハカ妨害は非礼か
・不敵な態度が話題

など、その喧しさと言ったら・・・。

この日のハカは特別な試合で披露されるらしい「カパオパンゴ」。通常は横一線で肩を組んで受け止めるチームが多いとされるが、王国ニュージーランドに対してラグビー母国のイングランドが、大一番で打って出た奇策(V字フォーメーションで対抗)に驚きの反応が続出したようだ。

W杯公式サイトは、

・「ハカをしているチームから10メートルの間隔をとらなければいけない」ルールと、
・V字の両端がハーフウェーラインを超えてNZに近づいていた行為を「イリーガル(反則)」と指摘し、
・レフリーが下がるように指示した

ことを表明。

大会規約では、対戦チームはキックオフ前に敵陣に入ることは許されていないが、ハカの際にイングランドのV字隊列の両端の6選手がV字編隊で敵陣に侵入。これが規約違反の対象となっただけ。

★世界中も驚きを隠せなかっただろうけど、反則には罰金処分という、至極当たり前な動き。

まぁイングランドにしてみれば、罰金処分で難敵ニュージーランドから勝利をもぎ取れたのならお安いもの、御の字だったろうね?

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このページは、烏柄杓が2019年10月31日 18:11に書いた記事です。

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