2017年11月アーカイブ

株には「人の行く裏に道あり花の山」の格言もあるけど、FXは如何なのかなと言うより遣り過ぎなんじゃないの、ミセス・ワタナベ? FXトレーダは兎角「付和雷同、群集心理に陥りがち」だけど、突っ込み過ぎて大火傷をするのも何だかねぇ~。


◆先週金曜日S&Pが格下げ、ムーディーズが格下げ検討としたにも拘らず、南ア・ランド(ZAR)堅調推移

11/27付け日本経済新聞の記事「揺れる高金利通貨 個人の逆張り続く、経済部 今堀祥和」によると、

高金利通貨としてFX(外国為替証拠金)取引で、人気の高いトルコリラと南アフリカランドが下落している。こうした動きに国内の個人投資家「ミセス・ワタナベ」が反応、得意の逆張り戦略を展開する。「米国の利上げペースの鈍化が、新興国通貨を支える」との期待もあるが、トルコと南アフリカの政治情勢は見通しにくい。戦略の危うさを指摘する声は多い。

らしい。

実際、北朝鮮のミサイル発射準備を巡る報道で、海外市場・東京市場共に円高がジリジリと進行した(FRBの低インフレ環境では利上げペースは緩やかの見通しも重石とされるが)。久し振りの北朝鮮情勢による円高もあり、投機筋の一部には円高に賭ける動きも静かに進んでいるようだ。


◆FRB(米連銀)10月からバランスシート縮小開始を決定

FRBは、リーマン危機後の金融救済策として行ったQE(ドル大増刷による債券買い支え)によって極度に肥大化した手持ちの保有資産=債券を売却していき、バランスシート(資産)を縮小する健全化策を実行に移すことを決めた。

だが、米連銀の債券売却は金利の急騰を招く危険性が有り、ジャンク債の金利高騰が債券と株のバブル崩壊を引き起こす恐れが有る。

11/16付け日本経済新聞の記事「世界株高に不気味な影 米ハイイールド債に変調」には、

米国株を起点とした世界的な株高に不気味な影が伸びている。長らく続いた緩和相場の象徴でもある米低格付け社債(ハイイールド債)が変調を来しているのだ。

とある。米国の利上げペースが鈍化しようとしまいと、バブル崩壊による円高の可能性は常に纏わり付いているようだ。


◆北朝鮮が暴発するように仕向ける? トランプ米大統領、執拗に挑発行為を繰り返した挙句テロ国家再指定

朝米開戦により1ドル99円なる話も飛び出すFX市場。米朝激突で大喜びするのは、(日本の安倍首相?と)ヘッジファンド位のものだろう。

低ボラティリティーでは商売上がったり、高ボラティリティで価格変動幅が大きい時ほど稼ぎ時のヘッジファンドの所以かも知れない。


・金正恩委員長、自重しろよ。 トランプ米大統領の手練手管に絡め捕られるなよ!

日本経済新聞は、輸出企業(特に大企業)に有利に働く「株高=円安」の構図を、個人と素人の投資家に刷り込みたくて仕方がないらしい。

輸出企業が大儲けしても、日本国内には何ほどの恩恵もない(潤わない)のに。何てったって、あのアベノミクスの柱の半分はトリクルダウン=大企業の儲けを中小零細企業や国民に滴り落ちるようにしてやる、だからね。


◆日本国内が潤うには、何と言っても「株高=円高」で内需関連企業が儲からなければ話にならない

11/15付けの記事「株安=円高に身構える市場」では、

対ドルの円相場が膠着する中、じわりと高まっているものがある。将来の為替相場を予測する通貨オプション市場から導かれる予想変動率(IV、インプライド・ボラティリティー)だ。株高で円安が進まなかった時とは対照的に株安で円高が進むリスクへの警戒は強まっている。

と円高がリスクだと嘯いている。そうかな? 庶民には円高の方が恩恵があるだろ。

11/8付けの記事「ドル売り越しが招く円安、個人、持ち高調整で身軽に」では、

FX(外国為替証拠金取引)を手掛ける個人がドルの売り越しに転じた後は、寧ろ円高が進み難くなる。為替市場の「法則」だ。ドル買いポジション(持ち高)の整理で身軽になった個人が、改めて買いを始めるためだ。FX投資家は先週、約11ヶ月ぶりにドル売り越しに転じたが、法則通り足元で円の上値は重い。年末にかけ円安基調との見方も増えてきた。

と書いている。本当にそうかな? 円高基調になることを知っていて隠してないかな。

11/14付け記事「動かぬ円相場 リスクは溜まる」では、

ドルに対する円相場が膠着感を強めている。先週は1ドル=114円台後半から113円に迫る水準まで比較的大きく動いたが、10日以降は113円台半ばとほぼ横ばいで推移している。取引が低調な訳ではなくドル買いと円買いの力が均衡しているからだ。綱引きがどちらかに傾いたとき、円相場が再び大きく動くリスクは高まっている。

円を大幅に売り越しているのは投機筋だ。米商品先物取引委員会(CFTC)によるとシカゴ・マ...

と書いたように、ヘッジファンドが跋扈して円安に傾けようとしていることを知っている。


◆本邦勢はどうなのか?

10/31付け記事「逃げるミセス・ワタナベ、ドル離れ加速」では、

FX(外国為替証拠金)取引にある異変が起きている。個人投資家「ミセス・ワタナベ」はドル・円取引を主戦場としてきたが、ここに来て持ち高が急速に萎んでいる。代わりに、売買を増やしているのがトルコリラなどの高金利通貨。足元で個人による円売り・ドル買いの力、円安への力が弱まってきた。

と書いている。

英国のEU離脱や米トランプ大統領の誕生で、大きな痛手を負いはしたが、これまで個人投資家の「ミセス・ワタナベ」はヘッジファンドの数々の挑戦をはね除けてきた。

主戦場のドル・円相場から撤退しつつあるミセス・ワタナベの穴を、誰が埋めると言うのだろうか。これは円高ドル安に傾く大きな要因と成り得る。(期限が付いて回るヘッジファンドとは大違いなのだから)


◆投機筋は年末に向けて、大きく膨らませたドル買いポジションの解消に迫られるだろう。大きな利益を(当然)期待する彼らの顧客のために。

日本経済新聞の編集委員が有料記事で、株価の高値波乱の後で試されるのは、経済と企業の基礎的な体力だと書いていた。とりわけ日本で注目されるのは、「企業に積み上がった200兆円余りの資金が何に使われるかだ」ってさ、笑っちゃうよね。

そして、「アベノミクス相場が熱気を帯びていた2013年5月23日、日本株は1000円を超える下げを演じた。先週の日本株の乱高下はその5.23ショックを想起させる」そうな。

本当にそうなのか?

日本経済新聞の無料の別記事「東証後場寄り 高値圏で推移 日銀ETF買いの思惑が支え」によると、

14日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は今日の高値圏で推移している。前日比110円程度高い2万2400円台後半で推移している。午後から日銀の上場投資信託(ETF)の買いが入っているとの観測が出て手掛かりとなっている。

JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は再び上昇に転じている。午前にTOPIXは前日比0.14%下落した。過去の経緯から日銀は午後にETFの買いを入れるとの見方が根強い。

とあった。


◆格言通り、官製相場に売り無しか?

なんだ、日本株の高値推移は黒田日銀の強引な政策の結果じゃん。企業の出来不出来なんて、殆ど無関係と言ったって良いのかも。東芝を始めとして、日産然り、神戸製鋼然り、倒産したタカタ然り。

山盛りの愚図企業、よく連鎖倒産が起きないものだ(嵐の前の静けさ?)と思う。

結局、日銀のETF買い入れがあるから、利鞘稼ぎの海外ヘッジファンドを肥え太らせ、株価が吊り上がっているだけだよね。
ちょっと前までは、官製相場に加えて「選挙相場」も日経平均を押し上げていたようだし・・・。

だけど、何処まで続く官製相場。日銀のETF買い増しだけで、いつまでも株高を維持出来る訳じゃない。
相場暴落の前には必ずと言って良いほど、相場急騰・暴騰の宴に踊らされていたような・・・。

9月初旬の19270円余りから11月初旬の23400円弱まで、急騰・暴騰と捉えるのかどうか。相場反転は未だ未だ遠い、と捉えるのかどうか?

・官製相場に売り無しで、高値掴みの憂き目に遭うのかどうか、そこが問題だね。

時既に遅し、安達太良山の紅葉

週末に大型台風が立て続けに接近したお蔭で、安達太良山にもみじ狩りに行くのが11月にずれ込んでしまった。

奥岳のロープウェイ乗り場は色付いた葉が未だ残っていたが、ロープウェイ終点では既に落葉。ロープウェイの道中は、オレンジ色がかった林が見えた程度。

安達太良山は、紅葉/黄葉の見頃の期間が短めなので、10月25日前後であれば綺麗だったかも...。

それでも(無駄に?)、写真だけは撮ってきた。

・登山道脇で赤い実を付けた枝

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・時節であれば見事な紅葉/黄葉が見れたはず

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・(雪が降る前の)今から芽を付けるんだ

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・ロープウェイ乗り場付近

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東京新聞が、更年期障害は男性にも起こる病気(症状)だと、注意喚起していた。

 ・突然汗が出るなど発汗異常や火照り
 ・よく眠れなくなるなど睡眠障害
 ・筋肉痛や関節痛
 ・鬱状態や不安感
 ・苛々して怒りっぽくなる
 ・勃起力の低下
 ・認知力が低下し、物が覚えられなくなる

などの症状が現れたら、更年期障害は女性の病気だなどと思わず、医師の診察を受けることが大切だ。

男性だけでなく、女性にも「男性の更年期障害」の認知度は低いために家族も気付かず、加齢や疲れが原因と思い込んで診療に繋がらない人も多いとか。

女性と同様に男性の更年期障害は誰にでも起こり得る病気で、潜在患者数は600万人とも言われている。放置すると中性脂肪の増加などにより、心筋梗塞や脳卒中といった深刻な病気に発展しかねないので厄介だ。


◆加齢男性性腺機能低下(LOH)症候群

男性の更年期障害は、男性ホルモンの一種「フリーテストステロン」が急に低下して起きるとされ、正式には加齢男性性腺機能低下(LOH)症候群と呼ばれるらしい。

発汗異常や火照り、関節痛、鬱状態や不安感、怒りっぽくなったり認知力の低下などの症状が出た時、家族から様子がおかしいという指摘を受けた時には、「年のせいだ」と片付けずに専門の外来がある病院を受診すべきかも...。

上野で鰻を食べるなら、龜屋?

先日、朝10時前のJR上野駅・御徒町駅付近を歩くと、やたらと外国人観光客が多かったように思う。その分、日本人が少なかったような?

日本人が多く目に付いたのは、開店前のパチンコ屋の行列ぐらい? 元気な店員さんの指示に従って、整然と並んでいた。コンビニなどで買い込んだであろう、食べ物が入った袋を下げて。

上野公園と上野駅の間は、歩行者信号が青になる度に待ちかねていた人達がどっと歩き出す。パンダもいる動物園、国立の美術館や博物館、その他集客能力に秀でた施設を多く抱える上野界隈は、観光資源の乏しい地方にとっては羨ましい限り...。

美味しい物にも事欠かないように思う。鰻重の美味しいお店を教えてもらったので、忘れないようにメモ。

御蒲焼・旬菜料理「池之端 龜屋 一睡亭」、「かめや」さんと読むらしい。本当は屋も難しい字で、変換しようにも出てこない。
下町風俗資料館の斜め隣(手前と言うべきか?)

住所:東京都台東区上野2丁目13番2号
電話:03-3831-0912

・地図も付けとかないと(赤い菱形が目印)

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今年は運が悪いというか、天候にツキが無いというか、晴天に恵まれないなぁ~。田子倉ダムに行ったけど、ほとんど曇り空。
陽射しが無く、散り始めの紅葉が重く沈んだようだった。まるでグレーアウトしているみたいに。

気温も一段と冷え込んで、朝晩の寒さが増してきたし、そろそろ落葉間近か?

道中の山々に時たま太陽の光が差し込んで、紅葉/黄葉が色鮮やかに浮かび上がったのだが、ゆっくりと眺められなかったことが非常に残念。


・六十里越から

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・田子倉ダムから

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・その他

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