2017年10月アーカイブ

歯磨きだけでは、歯周病や虫歯を防げない

虫歯は歯の組織に虫歯菌が感染して歯が溶かされる感染症。歯周病は歯と歯茎の境目に歯周病菌が感染して歯槽骨が溶かされる感染症。

赤ちゃんは虫歯菌ゼロで生まれてくるのに、乳歯が生えると虫歯に泣かされるのは、母親など肉親からの唾液(食べ物や食器の共有、口移しなど)により虫歯菌に感染するから。

歯と歯茎の境目に感染した歯周病菌が増殖すると、歯茎が炎症を起こし、放置して悪化すると歯を支える骨まで溶けて歯が抜けてしまう歯槽膿漏となる。


◆虫歯のできやすい個所

 ・歯と歯の間
 ・歯と歯茎の境目
 ・歯の噛み合わせ部分(咬合部と呼ぶらしい)、特に奥歯

いずれも歯ブラシだけでは磨き難く、歯垢が残りやすい場所だ。


◆成人の凡そ80%が歯周病に罹患

日本人の95%以上が毎日歯磨きをしているのに、何故か、約80%の成人が歯周病に罹患しているらしい。そして80歳になった時点で、 歯が平均で12本しか残ってないらしい。

虫歯や歯周病から歯を守ろうと毎日歯磨きをしてはいるものの、歯周病の原因となる歯垢を完全に取り除けない事が原因らしい。

歯周病は「歯肉炎」→「歯周炎」→「歯槽膿漏」と病状が悪化していく。日本人の殆どが、歯肉炎の状態で歯垢の処置をすれば健康な歯茎を取り戻せる、という事を知らない。

歯を失う弊害は意外にも多い。例えば、認知症のリスクや寝たきりになる確率が高くなり、死亡のリスクも高まるらしい。
また、咄嗟の時に踏み止まるためには歯を食いしばる必要があるので、転倒事故との関連も指摘されている。


◆歯周病と重篤な病気との関連

口の中が歯周病菌や虫歯菌だらけで不潔だと、口内炎ができやすくなったり、風邪が治り難くなったりする。

歯周病菌が弱った歯茎から血管に入り込むと、「動脈硬化」や「狭心症」、「心筋梗塞」「脳梗塞」などのリスクが高まる他、「糖尿病」を悪化させる原因にもなる。
また、妊娠中に歯周病になると、「早産」や「流産」、「低出生体重児」などの要因にもなるようだ。

どんなに食べ物や飲み物に気を使っていても、それを摂取する口の中が歯周病菌や虫歯菌で一杯だとしたら、本末転倒だろう。


◆Goodbye Perio Project、さよなら歯周病プロジェクト

「Goodbye Perio Project」は全国の歯科衛生士が、全ての人が歯を失うこと無く生涯健康で豊かな人生を送れるように、歯周病予防を啓発しているプロジェクトだそうだ。

その事務局曰く、

「歯周病菌は歯と歯茎の間にあります。普通の歯磨きでは、そこまでは磨ききれません。アメリカではフロス オア ダイという呼び掛けさえある位で、フロスの使用は世界の常識。私達は先ずはそうしたことからフロスをライフスタイルとなるまで導く活動をしていきたいと考えています」

「歯周病の人が脳梗塞になる確率は、健康な歯茎の人の約2.8倍。低体重児出産・早産はなんと7倍です。その予防は単に口の中のためだけではないのです」

らしいので、Webサイトを覘いてみるのも良いかも。


◆歯ブラシでは落とせない、歯磨きグッズ

 ・歯と歯の間の歯垢は「デンタルフロス(糸ようじ)」
 ・歯と歯茎の隙間の歯垢は「歯間ブラシ」
 ・歯ブラシが届き難い奥歯の溝や歯間は「スポットブラシ」

無線LANにKRACKsの脆弱性

長らく(2004年以降)安全だと思われてきたWiFiの「WPA2」規格に、暗号鍵が読み取られる脆弱性が見つかった。
現在ではパソコンからスマートフォン、IoT機器まで、様々な機器(デバイス)がセキュリティ対策として業界標準のWPA2を選んでいることだろう。

WPA2の暗号化プロトコルの欠陥のため、暗号化されたデータが読み取られて悪用されることが判明したらしい。状況によっては、攻撃者が無線LAN上のデータを操作したり、不正なデータを送り込んだりする可能性もあるという。

実際には、標的とされた無線LANの有効範囲内に、物理的に攻撃者が存在する必要があるらしいが...。

KRACKs(Key Reinstallation Attacks)と呼ばれる脆弱性は、クラッカーが4ウェイハンドシェークの3番目のメッセージを改竄して記録・再現できるようにし、既に使われた暗号鍵を再インストールさせるようにするものだとか。

上記は殆どのWiFi対応デバイス(AndroidやLinux含む)に、KRACKs攻撃が仕掛けられる可能性が有ることを示しているらしい。

WPA2にバグが有ったことは問題だが、それよりも無数に存在する端末(無線LANでネットワークに接続する全てのデバイスが対象)がバグを修正したソフトウエアにアップデートされるのかどうか、それが後々大きな問題となってくるのではないか(膨大な作業量)?

もし公衆無線LANを使っているのならば、安全性を保つためにもメーカーや開発者が提供するパッチを待ち、それを即座に適用すべきだと思う。


◆成り済ましの不正アクセスポイントにこそ、クラッカーは潜んでいるかも知れないから。

もみじ狩り、秋の長雨の晴れ間を逃すな?

今年の夏は天候不順で、中々快晴にも恵まれず出かける時を逸し、佳き景色に会えず仕舞い。
山々の滴る姿や郡山布引"風の高原"の向日葵、秋桜、案山子などを見ることが出来ず、非常に残念だった。

紅葉は見逃すまいと、磐梯吾妻スカイラインに取り敢えず出かけた。
紅葉情報では見頃も早残り3分の1を切っていたかに見えたが、未だ紅葉の仕方が足りないんじゃないか?と思ってしまう色彩だった。

きっと天候不順の影響で、朝晩の寒暖の差が小さく、色鮮やかな紅葉/黄葉に成れなかったのかな...と。


・磐梯吾妻スカイライン

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・帰りの道すがら

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PCやスマートフォン、IoT機器などに搭載されている「Bluetooth」に、複数のセキュリティー脆弱性「BlueBorne」が見つかったと注意喚起の情報が散見されるようになった。

Bluetooth 経由で不正にアクセスされると、最悪の場合 BlueBorne に機器(デバイス)を乗っ取られる可能性すら有るらしい。主要OS(iOS、Android、Windows、Linux)の Bluetooth 搭載機器が該当し、電波の届く有効範囲から攻撃可能だとか。

深刻な脆弱性4件を含む8件の問題点が存在し、それらを総称してブルーボーン(BlueBorne)と呼ぶらしい。

デバイスで Bluetooth を有効にしている場合、ペアリングなど不要で(何ともお粗末)電波が届く範囲から直接接続が可能であり、脆弱性を悪用することで任意のコードを実行しOSの制御を奪う攻撃が行えるようだ。

また、感染デバイスを通じて付近の端末へ攻撃を水平展開し、マルウェアの感染を拡大するといった攻撃も可能だとか。


◆各OSの対応

・アップル:8月の時点で最新OSに脆弱性は存在せず、「iOS」の場合同10以前に影響がある。
・グーグル:9月に公開したセキュリティ更新プログラムで「Android」を修正。
・マイクロソフト:9月の月例セキュリティ更新で「Windows」を修正。
・リナックス:「Linux」に関しては、パッチの提供が開始されている。

いずれにしても、各社が公開したセキュリティ更新プログラムの適用を心掛ける事が最も重要で(セキュリティパッチ位、直ぐに当てたらどうだと思う)、Bluetooth の接続をオフにするといった次善の策もあるらしい。


◆IoT機器は...、諦めるしかないのかも。家庭内に Bluetooth が急速に普及してきているのだろうから。

他社のガソリンに比べて時には8円以上も高く付くENEOS(勿論レギュラー)に腹立たしさを感じていたが、ENEOSカード持ちとしては街中ではついつい目が行ってしまい、遠出時には自然とENEOS給油所を探していた。

だが、其れももう終わりだ。今後はENEOS以外のガソリンスタンドで、いつもニコニコ現金払いだ。

先日遠出をした時にやっぱり目に付いたので、帰り掛けにENEOSカード払いで給油して行こうと思っていたが、他社のガソリンスタンドで現金払いで給油した。戻ってきた釣り銭の小銭が重かった。

行きとは反対方向からENEOSスタンドに向かっていた時、途中で4円以上安い他社のガソリンスタンドに目が留まったが、カード払いするからなと通り過ぎた。

着いたENEOSでガソリンを入れようと店員さんを探したら(勿論そこはセルフスタンドだ)、カードで入れると現金より2円高くなりますと話したのだ。

思わず、えぇっ!と声が漏れてしまったのだが、「うちの店ではそうです」と店員さんは澄ました顔だ(手前に4円以上も安い他社のガソリンスタンドが在るにもかかわらずか?)。

当然、じゃぁ止めますと言って、4円以上安いガソリンスタンドで給油した。ただ、最安値はプリペード会員のようで、現金払いは2円高だった。

それ以来、ENEOS以外のガソリンスタンドで現金払いで給油することにした。
前々からカード払いは高く付くと噂には聞いていたが、店員さんから直に「カード払いは高く付く」と話が聞けたので、現金払いに励む事としよう。

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