2023年10月アーカイブ

人獣イスラエルにとって、米英に媚び諂わない非米諸国(民間人の殺戮反対)が人道一時停戦を要求するなど、世界の耳目が甚だ目障りで仕方がない。

イスラエルの復讐(民衆殺戮)を支持しない奴等を黙らせないと、先日のアフリアラブ病院空爆後の様な「非難の嵐」を抑え込む事が来ない。

唯一の解決策は、インターネットを含む通信手段を全閉鎖(遮断)する事だ。
さすれば地上侵攻後の惨劇<女・子供が吹き飛ばされようが、民間人の死体の山が築かれようが、ジェノサイドだろうが>の事実でさえ、ガザ地区を超えて世界に漏れ出す事も無くなる。

★全通信手段を遮断して於きながら、インターネットでガザ南部に逃げろと勧告した下種イスラエルには、お笑いだぜ!

・中東アラブにおける諸悪の根源は、イスラエル自身。
・中東で米英が開けたパンドラの箱の禍は、イスラエル其の物だった。


◆へこたれるなパレスチナ、諦めたら未来は無い

10月27日、国連総会でアラブ側が提唱した「ガザでの即時停戦」決議案を圧倒的多数で承認。国連加盟193ヶ国の内、反対票を投じたのは米国を含む14ヶ国。残念ながら日本を含む45ヶ国が棄権。

パレスチナ国民とハマス政府よ、世界中のほぼほぼの国々は、ハマスの襲撃にも一定の理が有ると分かっている筈。イスラエルの一線を越えた許容し難いリベンジは認められない(民間人、特に女性と子供)、と思っている事だろう。

孤立しかかっているのは、傍若無人で唯我独尊なアメリカ側だ。パレスチナの皆、負けるな!!


★アラブ側の代表的な意思を推測してみる

1.パレスチナ国家の不法占拠の解消
2.パレスチナ人民への抑圧を解消
3.アラブ占領地からの撤退

・天はパレスチナに自衛権を与えた
・天はパレスチナに攻撃力も与えた

公平公正な民主選挙で選ばれた唯一の政権ハマスには、彼の地を平らかにする権利が与えられた。毛皮で本性を隠す獣以下の英国&米国、そして人獣のイスラエルを鎮圧一掃するのが、ハマスに与えられた使命。

★然しながら、イスラム教徒に好戦性は無く、日本人同様、安寧を好む民衆で満ちている。他民族の戦禍で焼け太り(経済成長)する事を望まない。

だが、世界中がそうだとは限らない。

世界には、「三枚舌」やら「二重基準」やら「アメリカ準拠」やら「白人至上主義」やら「ショー・ザ・フラッグ」やら、何やかやら喧しい。


◆ヨルダンのラニア王妃が、米CNNの番組で「二重基準」を語ったそうだ

パレスチナに対するイスラエル軍の空爆が凄惨を極める中、イスラエルを強く支持する米欧諸国の姿勢について、異例とも思われる(?)批判を展開したそうだ。『二重基準』だと。

ヨルダンは1994年にイスラエルと国交を正常化し、アラブ・イスラム諸国とイスラエルの双方との協調外交を軸としている。

ラニア王妃はイスラエル人を殺害したハマスについて「勿論非難する」と語ったが、イスラエルによるガザ地区空爆を非難しない欧米の対応について、「ここ数週間、私達は明らかな二重基準を目の当たりにしている」と批判した。

更に、何故イスラエル側に偏るのか。欧米のメディアや政治家は、直ぐイスラエルに都合の良い物語を採用する。

パレスチナ人が死亡した場合には「死ぬ」と表現され、イスラエル人が死亡すると「殺される」と表現される。等と述べたらしい。

★同妃は、即時停戦を実現出来ない国際社会の対応にも苦言を呈したとか。


◆事の本質は、祖国を捨てた流民だったユダヤ人が、ある日忽然とパレスチナに出没し、イスラエル国家建設と騙ってパレスチナ人を追放したのが発端だ。然も、国連安保理でのお墨付きだと言うのだから、尚更の驚き。

・国連安保理の最低最悪の瑕疵だった。お前等に、人権云々などと、これっぽちも言われたくはねーよ!!


最後に、今朝のニュース

パレスチナ・ガザ地区の複数の地点でイスラエル軍による激しい攻撃が始まり、地上侵攻が始まったと見られている。従来の空爆に加えて、海上や地上からの攻撃が観測されている。ヨルダンのサファディ外相はイスラエルによる地上戦が始まったとの認識を示した。

米国覇権におべっかを使う日本のメディア=新聞やテレビ等がハマスに言及する時、恣意的にテロ組織とか武装組織とかイスラム組織なる蔑称を冠し、ガザ地区を実効支配すると下卑た言葉を羅列する。

英国の三枚舌外交には目を瞑り、世界大戦の片棒を担ぐ気なのだろうか。


◆ハマス 世界最大のテロ支援国家・米国の横暴を撥ね退ける

ヨルダン川西岸とガザ地区のパレスチナでは、2005年、ならず者国家の米国から「中東民主化」の強制圧迫を受け、議会選挙が行われたがハマスが圧勝。

ハマスを敵視する米国(ブッシュ政権)は腹立ち紛れに「選挙結果を抹殺」。ガザはハマスの統治、西岸は選挙前からのファタハのアッバース議長(大統領)の統治が続くという、不当で不公正な状態が現在まで維持されてきた。

もし仮に今、公正な議会選挙を実施したら、ガザは言うに及ばずヨルダン川西岸でも、ハマスが大勝するだろう。


★イスラエルの戦争犯罪 空爆によるパレスチナ人殺戮とガザ地区の廃墟&消滅

長さ凡そ40km程のガザ地区に、約220万人のパレスチナ人が暮らしている。そこへ、イスラエルは連日連夜の爆撃機による空爆を実施。

其れでも飽き足らずイスラエルは、北部のパレスチナ人約110万人に南部に移住しろと、強制命令。

何の事はない。イスラエルによるパレスチナ人の「民族浄化」作戦だ!!

・元々イスラエルは、ガザ地区への殲滅的侵攻を「入植」と呼び、勢力拡大に余念が無かった。<パレスチナ人の皆殺しを画策してきた>

・元々国家を持たず流浪の民だったユダヤ人が、ならず者の米国を嵩に着て、武器を持たず投石しかないパレスチナ人を嬲り者にしてきた。<パレスチナ民衆の抵抗運動がインティファーダだ>

・傍若無人なユダヤ人は、パレスチナ地域を約束の地と声高に叫び、パレスチナ国家を認めない


◆英国って、三枚舌で済む程、ジェントルマンか?

第2次世界大戦後の1948年5月、パレスチナを実効支配(植民地化)していた英国により、ユダヤ人国家のイスラエルが建国(って言うか?)された。その背景は、

1.アラブに対し、旧オスマン帝国(トルコ)にアラブ人国家の建設を約束
2.ユダヤ人に対しては、パレスチナにイスラエル建国を約束
3.フランス・ロシアに対し、旧オスマン帝国を3国で分割する事を約束

狡猾でユダ的な英国が得意とする三枚舌外交と呼ばれているが、これこそが、不安定で戦火が絶えない中東を作り出している直接最大の原因である。


★参考情報:フリー百科事典 ウィキペディア(Wikipedia)による「三枚舌外交」

イギリスは第一次世界大戦中に戦後の中東問題に対して、以下の三つの協定を結んでいた。それぞれ、アラブ・フランス・ユダヤに配慮した内容であった。

 ・1915年10月 - フサイン=マクマホン協定(中東のアラブ独立・公開)
 ・1916年 5月 - サイクス・ピコ協定(英仏露による中東分割・秘密協定)
 ・1917年11月 - バルフォア宣言(パレスチナにおけるユダヤ民族居住地建設・公開)

これにより第二次世界大戦後のパレスチナ問題や、1921年3月21日のカイロ会議ではガートルード・ベルの意見が採用されて現在も不自然な国境で分断されているクルド人問題など多くの問題を生じた。

之で解っただろう。何故、唯一真面なトランプ大統領が、忌み嫌われるのかが。トランプ氏は在任中、戦争を開始しなかった唯一の大統領だったからだ。

米国民主党の本質は悪魔。親米(隷属政府)以外の他国に手を突っ込み、戦禍を煽って、軍産複合体が肥え太る事のみを経済成長と豪語する、生血を啜るサタン派が米国の本来の姿。


◆米国が拒否権、ハマスとイスラエルの戦闘中断を求める決議案、国連安全保障理事会で否決

現時点での安保理理事国は、以下のの15ヶ国。

中国/ガボン/モザンビーク/ロシア/UAE(アラブ首長国連邦)/フランス/日本/英国/米国/アルバニア/ブラジル/エクアドル/ガーナ/マルタ/スイス

だが、米国にとってユダヤ人は金蔓だから。常に(always)イスラエルを擁護するのは当り前?とばかりに、トーマスグリーンフィールド国連米国大使は、「決議案はイスラエルの自衛権に言及しておらず、失望した」と拒否権を発動。

・イスラエルの自衛権?笑わせるな! ガザ地区のパレスチナ人を缶詰にして、「ジェノサイド条約違反」だろ、実際に。


★国連安保理の議長国ブラジルが提出した決議案概要

・ハマスによる攻撃や誘拐を非難し人質の解放を求める
・人道支援の為の戦闘の一時的な停止
・イスラエルがガザ地区北部の住民に出した退避通告を撤回するよう求める


★ブラジルのフランサ・ダネセ国連大使は「又も沈黙と怠慢が打ち勝ってしまった。長期的に誰も得をしない」と憤った

そしてロシアと英国は棄権。それと、国家でもないマルタが、安保理の理事国に成れるとは一寸驚き。

じゃあ、トランプ大統領は戦闘中断を支持したかって? 彼もビジネスマンだからな~、ディールがな~。

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