パレスチナ国家の正統政府はハマス&正規軍もハマス、浸潤癌如き寄生組織イスラエル

米国覇権におべっかを使う日本のメディア=新聞やテレビ等がハマスに言及する時、恣意的にテロ組織とか武装組織とかイスラム組織なる蔑称を冠し、ガザ地区を実効支配すると下卑た言葉を羅列する。

英国の三枚舌外交には目を瞑り、世界大戦の片棒を担ぐ気なのだろうか。


◆ハマス 世界最大のテロ支援国家・米国の横暴を撥ね退ける

ヨルダン川西岸とガザ地区のパレスチナでは、2005年、ならず者国家の米国から「中東民主化」の強制圧迫を受け、議会選挙が行われたがハマスが圧勝。

ハマスを敵視する米国(ブッシュ政権)は腹立ち紛れに「選挙結果を抹殺」。ガザはハマスの統治、西岸は選挙前からのファタハのアッバース議長(大統領)の統治が続くという、不当で不公正な状態が現在まで維持されてきた。

もし仮に今、公正な議会選挙を実施したら、ガザは言うに及ばずヨルダン川西岸でも、ハマスが大勝するだろう。


★イスラエルの戦争犯罪 空爆によるパレスチナ人殺戮とガザ地区の廃墟&消滅

長さ凡そ40km程のガザ地区に、約220万人のパレスチナ人が暮らしている。そこへ、イスラエルは連日連夜の爆撃機による空爆を実施。

其れでも飽き足らずイスラエルは、北部のパレスチナ人約110万人に南部に移住しろと、強制命令。

何の事はない。イスラエルによるパレスチナ人の「民族浄化」作戦だ!!

・元々イスラエルは、ガザ地区への殲滅的侵攻を「入植」と呼び、勢力拡大に余念が無かった。<パレスチナ人の皆殺しを画策してきた>

・元々国家を持たず流浪の民だったユダヤ人が、ならず者の米国を嵩に着て、武器を持たず投石しかないパレスチナ人を嬲り者にしてきた。<パレスチナ民衆の抵抗運動がインティファーダだ>

・傍若無人なユダヤ人は、パレスチナ地域を約束の地と声高に叫び、パレスチナ国家を認めない


◆英国って、三枚舌で済む程、ジェントルマンか?

第2次世界大戦後の1948年5月、パレスチナを実効支配(植民地化)していた英国により、ユダヤ人国家のイスラエルが建国(って言うか?)された。その背景は、

1.アラブに対し、旧オスマン帝国(トルコ)にアラブ人国家の建設を約束
2.ユダヤ人に対しては、パレスチナにイスラエル建国を約束
3.フランス・ロシアに対し、旧オスマン帝国を3国で分割する事を約束

狡猾でユダ的な英国が得意とする三枚舌外交と呼ばれているが、これこそが、不安定で戦火が絶えない中東を作り出している直接最大の原因である。


★参考情報:フリー百科事典 ウィキペディア(Wikipedia)による「三枚舌外交」

イギリスは第一次世界大戦中に戦後の中東問題に対して、以下の三つの協定を結んでいた。それぞれ、アラブ・フランス・ユダヤに配慮した内容であった。

 ・1915年10月 - フサイン=マクマホン協定(中東のアラブ独立・公開)
 ・1916年 5月 - サイクス・ピコ協定(英仏露による中東分割・秘密協定)
 ・1917年11月 - バルフォア宣言(パレスチナにおけるユダヤ民族居住地建設・公開)

これにより第二次世界大戦後のパレスチナ問題や、1921年3月21日のカイロ会議ではガートルード・ベルの意見が採用されて現在も不自然な国境で分断されているクルド人問題など多くの問題を生じた。

この記事について

このページは、烏柄杓が2023年10月23日 14:40に書いた記事です。

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