2017年3月アーカイブ

今年も回春、桜始開かな

今年は3月25日から、七十二候の一つ「桜始開(さくらはじめてひらく)」となった。期間は3月29日まで(因みに、次の七十二候は3月30日からの「雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)」)。

東京では3月21日に、ソメイヨシノの桜が開花したようだ。気象庁の話では、ソメイヨシノが開花してから満開になるまでおよそ1週間(平均値)。

北に行くほどその期間は短くなり、東北では4~5日で満開になるとか。ただ郡山は寒気の影響か寒さがぶり返し、金曜日は一時雪が舞い、日曜日は冷たい雨まで降る始末。残念ながら桜の開花は遅延するかもしれない。

古より桜は多くの人達に親しまれ、今でも多くの日本人に愛され続けるている。そして「桜」を使った春の気候や情景を表す多くの言葉が受け継がれている。

 ・桜の花が咲く頃の「花時」
 ・桜花の頃に寒さが戻って冷え込む「花冷え」
 ・こぼれ散る桜花の様の「零れ桜」
 ・満開の桜で闇の中でも仄かに明るい様の「花明かり」
 ・桜花がたくさん舞い散る様の「花吹雪」や「桜吹雪」
 ・散った桜花が水面に浮かび流れる様の「花筏」


◆桜を愛でる所以 咲いて好、散る姿なお好

桜の咲く様は素晴らしく、その散る様はなお素晴らしい。桜花の時期は短く、その儚さその潔さ、そして貴い美しさこそが、多くの日本人を惹きつけて止まない源ではなかろうか。

日本三大桜と言うと、福島県の「三春滝桜(紅枝垂桜)」、 山梨県の「山高神代桜(江戸彼岸桜)」、岐阜県の「根尾谷 淡墨桜(江戸彼岸桜)」を指すらしい。

里山に気高く屹立する三春滝桜の風情は格別で、郡山から至近なのもなお嬉しい。

事の起こりは2014年12月、ドイツのハッカーが「記者会見で撮影された国防相の親指の写真を基に指紋の再現に成功した」とネット上で発表。

真偽のほどは不明だが、ネット上の画像から指紋が読み取られる可能性があるとして、注目を浴びるとともに一時騒然となった。

日本でもその危険性が知られるようになった切っ掛けは、国立情報学研究所の越前功教授(情報セキュリティー)らが開発した指紋の盗撮防止技術の発表で、それによると「顔と手を一緒に撮影した写真から個人と指紋を特定される恐れがある」というもの。


◆SNSなどへの写真アップの危険性、特に自撮りは禁物?

越前教授によると、デジタルカメラは解像度が数千万画素と高性能で、こうした市販の撮影機材とコンピューターソフトを使えば、写真から指紋を精密に再現できると言う。

実験では5メートル離れた場所から撮影した画像をコンピューターに取り込み、指先を拡大して指紋の凹凸を立体的に再現。その情報を使うと、指紋認証で「本人」と認証されたらしい。

本人特定や個人認証に広く使われ始めた指紋情報が、ネット上にアップされた画像から読み取られてしまう危険性は、今後増大することはあれ減少することは無いと思われる。

例えば、ツーショットや仲間とのグループ写真、知らぬ間に自分が写り込んでしまった写真など、意図しない画像がアップされて指紋が読み取られてしまうなんてことも。

特にアップの撮影が多い自撮りは、スマホが高性能なためより鮮明に写るので、危険性はより高まるのではないか。


◆悪用の危険性は指紋に限らず、虹彩や顔を使った生体認証にも

指紋による個人認証システムは、IDやパスワードを使用せずに指一本で本人と確認できるのが利点で、スマホやパソコンのログインは言うに及ばず、オフィスへの入退室、金融機関(ATM)の利用、玄関のドアロック解除など利用が拡大している。

それだけに第三者に指紋の情報を読み取られた場合、プライバシーの侵害や金銭的な被害を受けるなど悪用される恐れがあり、情報技術が進展する今後は一層の注意が必要となる。

越前教授は「今年はスマホへの指紋センサー搭載率が世界で5割を超えると予測されるなど、指紋認証は更に普及する。一方で、こうした情報を盗む方法も進歩しているので、日常生活の中で知らぬ間に悪用されていたという可能性も高まる」と警告している。

指紋以外にも目の虹彩や顔など、近年の生体認証に利用されているあらゆる生態情報を読み取られる(盗み取られる)危険性を同研究所は指摘している。

・基本的に指紋や虹彩は、死ぬまで変化しないはずなので、もっとも危惧すべき情報であろう。


◆指紋の盗撮を防げ、技術改良で「ピースサイン」も違和感なく、国立情報学研究所が発表

国立情報学研究所の越前功教授らは3月17日、画像などに写った指から指紋を偽造されるのを防ぐ「バイオメトリックジャマー」技術を改良したと発表。20日からドイツのハノーバーで開催される国際見本市「セビット」で公開したらしい。

越前教授らは、ネットなどにアップした画像から指紋を復元して不正なアクセスがされないように、指の表面をマスクする技術を世界で初めて開発していた。


・ハッカーとクラッカーのイタチごっこに、いつ終止符が打たれるのか。越前功教授らに謝意!

身の程を弁えよ、安倍晋三!

自身の政権浮揚と支持率維持だけのために日米同盟を食い物にした安倍首相。国会に謀るどころか国民への断りも無く、脱兎の如く米国に馳せ参じ、自衛隊員の命を米兵の先駆けとして差し出した余りの愚かさ。

日米同盟の威を借るだけでは満足できなかったんだ、安倍さん。今度はまるで、皇族気取り?


◆首相夫人は私人であると閣議決定

報道によると14日の閣議で安倍政府は、昭恵氏について「公人ではなく私人であると認識している」との答弁書を閣議決定した。

答弁書の内容は「『内閣総理大臣夫人』とは内閣総理大臣の配偶者を指して一般的に用いられる呼称で、当該呼称を用いるに当たり、公務員としての発令を要するものではない」とのこと。


◆閣議決定は世界の非常識?

・なぜ私人が、政府専用機に乗れるのか?
・なぜ私人に、5人もの公務員が付き従うのか?
・なぜ私人が、世界各地の外遊に同伴できるのか?
・なぜ私人に、って切が無い。

国民の愚痴蒙昧を良いことに=内閣支持率上昇ないし維持の後押しを受け、安倍自民は遣りたい放題ではないか。

首相夫人が公人でないとしたら、何族か? これほどの高待遇を受けられる存在は、皇族以外には在り得ないと思うのだが。

驕り高ぶるでない、安倍晋三!

北朝鮮とマレーシアは互いを必要としあう仲間だったはずなのに、如何してこうも拗れてしまったのか。マレーシアの北朝鮮に対する振る舞いは、山分けの遺恨に対する仕返し、報復、はたまた復讐か?

マレーシアが公開した情報だけで、北朝鮮犯人説とするには疑問が残るのではないか。

マレーシア警察のカリド長官は今月10日、クアラルンプール国際空港で2月13日に殺害された男性が北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)委員長の異母兄、金正男(キム・ジョンナム)氏だと最終確認したと発表。同日の記者会見では「確認手段は話さない」と述べた。

これだけで日本のメディアは、親族のDNAサンプルと突き合わせて特定した可能性があるとし、警察が遺体を正男氏と最終確認すれば「死亡したのは別人」とする北朝鮮の主張は崩れると報じている。

カリド長官は確認した根拠さえ示さなかったのに、いや示せなかったのにと言うべきか。


仮に遺体が金正男氏だったとしても、医務室に居た間や救急車で運ばれていた間に、診察や治療と称して何処ぞの誰かに猛毒のVXを擦り込まれていたとしても、確認しようがない。


◆マレーシア警察、VX使用の証拠を国連に提出か

先月27日ライクロフト英国連大使は、ニューヨークの国連本部で記者団に「証拠が有るなら、化学兵器禁止機関(OPCW)と国連安保理に送るべきだ」と語り、マレーシアに証拠の提示を要請していた。

これに対し国営ベルナマ通信はマレーシア警察のカリド長官が先月28日、正男氏の遺体から猛毒の神経剤VXが検出されたことに関連し、マレーシア外務省の同意を条件に「国連と情報を共有する用意がある」と述べ、VX使用を示す証拠の提示に前向きな考えを明らかにしたと伝えていた。

マレーシアはVX使用の物証を国連に提出したのか、それとも外務省が同意などする訳がないと分かった上で用意があると述べたのか。


〇いずれにしてもマレーシア警察が明らかにした内容だけでは、北朝鮮の犯行と断じるには、相当な無理があるのではないか?

黒田日銀総裁と安倍首相の共謀による「マイナス金利」が、地方銀行の経営に打撃を与えている。資金の貸し出しで収益(利鞘)を上げられなくなったことなどから、上場地銀・第二地銀(82行・グループ)の昨年4~12月期決算で、7割超の60行が減益となったようだ。

収益減を埋めるために米国債残高を増やした地銀も少なくないが、トランプ米政権に端を発する米長期金利上昇で「含み損を抱える事態」に陥っている。

最も大きな要因は利鞘を縮小させることとなったマイナス金利で、貸し出しから得られる収益は4%減の2兆542億円となった。

米国債などによる含み損はすぐに売却しなければ、最終利益には響かないが、既に株式など有価証券を売却する「益出し」で減益幅を埋める銀行も多かった。
金融市場では「外債の評価損益は幅広く悪化している。地銀の資金運用に悩みが増えた」との指摘が多い。

・安倍首相が日銀に恐喝紛いに強要し、黒田総裁に行わせた異次元緩和が、地方銀行の経営体質を蝕んだだけのことでしょ。


◆弱り目に祟り目、ベア投信の山が株高阻む、外債苦戦の地銀が苦肉の買い

株価指数とは逆の値動きをする「ベア(弱気)型投資信託」が売れに売れている。主に購入しているとされるのが米国債などの運用で損失を抱えた地方銀行などで、株価の上値を抑える一因となっている。

・決算対策で手持ちの株を売り払って利益が出たとしても、今後株価が上向いたらどうするのか?


◆金融庁が地方銀行に特別検査、外債で運用損を警戒

金融庁は地銀に対し、運用部門に焦点をあてた特別検査を実施するようだ。

地銀は日銀によるマイナス金利政策の導入で投資しにくくなった国債に代わり、少しでも高い利回りを求め、外債や複雑な仕組みの運用商品への投資を膨らませている。

足元の米金利上昇で多額の含み損を抱えたり、実際に損失を出したりしている地銀が多いため、警戒を強めているらしい。

・今後は倒産や統廃合も含めた、地銀再編の嵐に見舞われることになるだろう。だが、地方や中小金融機関などには全くと言って良いほど、安倍さんは関心がないように見受けられる。
・あるのは一強多弱。大企業に大富豪、エリート官僚、そして忘れてならないのが米国様様か。

・地銀の取り付け騒ぎが発生しないことを願うばかりだ。

先日の毎日新聞に、「2.28事件から70年 台湾で式典 犠牲者を悼む」という記事が載っていた。

1947年に国民党政権が台湾の住民を武力弾圧した「2.28事件」から70年の2月28日、台北市の「ニニ八記念碑広場」で犠牲者等を追悼する式典が行われた。

民進党の蔡英文総統は事件とその後も続いた言論弾圧などの真相究明を進める決意を示し、3月1日から政府機関の資料をさらに調べると明らかにした。

日本人の犠牲者は少なくとも4人とみられる。

上記概略のほか遺族や関係者などの話が書かれた、あっさりとした内容だった。


◆台湾人虐殺事件

日本が敗戦し、日本兵と日本人が台湾から去った後、新たな統治者となったのは蒋介石率いる国民党軍だったが、渡ってきた「外省人」の余りの教育とモラル水準の低さ、官僚の汚職に、台湾人は絶望した。

どこにでもゴミを捨て、他人の敷地にバラックを建て、略奪や詐欺は日常茶飯事であり、治安は極端に悪化。現地人の「本省人」は徹底的に差別された。

日本との関係断絶のため不況に陥り、紙幣の乱発によって半年で急激なインフレが発生。国共内戦のため深刻な食糧難が生じ、生活苦から自殺者が続出する中で、1947年2月27日に闇煙草売りの女性が警察官に殴打された事件をきっかけに、翌28日、民衆の怒りが爆発。大規模な抗議運動が発生した。

時の行政長官陳儀は、時間稼ぎの協議の裏で南京の蒋介石に救援要請。1万数千人の部隊が台湾上陸、市民に向けて機関銃を乱射した。

残虐な殺戮は全土に及び、2週間で2万8千人の台湾人を殺害。特に知識人が粛清され、エリート層は壊滅した。


◆中国人の隠された本性を見抜けぬ平和ボケの日本人に明日はない

尖閣諸島どころではない。漢人などに甘い顔を見せたら沖縄諸島どころか、九州地方でも殺戮の雨が降るかもしれない。

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