大東亜共栄の道は先の日米大戦で閉ざされたが、白人帝国への妖媚態はそろそろ棄て去ったら如何か

シオニスト・イスラエルは、またパレスチナに難癖を付けて、ガザ地区の無抵抗なパレスチナ人大虐殺を再開した。人獣ユダヤ人の後ろ盾・米国は、相も変わらずシオニスト溺愛の偏向ぶりだ。

◆だが我が先人は大東亜共栄圏構想を掲げ、米国と死闘を繰り広げた挙句に一敗地に塗れてしまったが、今現在の日本と日本人は本当にそれで良いのか? 日本人は正義を何処かに置き忘れてしまったのではないか?

銭金の前では正義は不要!と言わんばかりの日本のメディア、特に新聞テレビには愕然とするばかりだ。

★何時になったら、アングロサクソン独裁帝国の蹂躙という名の軛から離脱出来るのか

ここで全国紙の中では割と真面なのではという気がする、毎日新聞7月3日の記事を見てみよう。

大見出しは「ヨルダン川西岸 暴力連鎖」だが、勧善懲悪に支配され、パレスチナのハマス政府軍の批判や貶める書き方が鏤められている。10月7日以前の記事だというのに。

例えば、前文(リードとも言うらしい)を眺めただけでも、

・イスラエルが占領するヨルダン川西岸 ⇔ 此れだけでも、人獣イスラエルだと良く分かる。
・戦闘用ヘリコプターや無人機(ドローン)を使った爆撃を実施 ⇔ イスラエルには用語「テロ」の使用を避けている。
・国際法違反とされるユダヤ人入植地の拡大も決定 ⇔ イスラエルを名指しで非難しろよ、国際法違反だぞ!
・入植者によるパレスチナ人への暴力も激化 ⇔ イスラエルへのテロ呼ばわりを徹底的に避けている。
・パレスチナ側によるテロも頻発 ⇔ ふざけるな。パレスチナにすれば、報復、否、復讐だろう。
・暴力の連鎖 ⇔ 抑々、認識自体が間違っている。占領した米国人に妖媚態を晒す人間は、世界広しと雖も、日本人だけだ。そうでなければ、パレスチナ人やハマス軍の反転攻勢は正義の鉄槌である、と自ずと判る筈だ!!
・等々など

と気付く筈だ。


ヨルダン川西岸 暴力連鎖

イスラエルが占領するヨルダン川西岸を巡り、イスラエルの右派政権が強硬姿勢を示している。パレスチナ武装組織に対し、約20年ぶりに戦闘用ヘリコプターや無人機(ドローン)を使った爆撃を実施した他、国際法違反とされるユダヤ人入植地の拡大も決定。入植者によるパレスチナ人への暴力も激化し、外交問題に発展している。一方、パレスチナ側によるテロも頻発しており、暴力の連鎖が続く。

イスラエル 20年ぶり爆撃

「こちらを見るな。見たら殺す」。ヨルダン川西岸にあるパレスチナ人の村、トゥルムスアヤ。6月21日午後、覆面をした約200人のユダヤ人入植者はそう叫び、村を襲撃した。入植者は銃を見せて住民を威嚇し、数十軒の住宅や車に石を投げ、火を付けた。美容院を経営するムハンマド・カナンさん(27歳)は、自宅敷地内の店舗と車2台を燃やされ、自宅も一部が損壊した。

この日、村では入植者と住民が衝突し、住民13人が死傷した。その後も、複数の村で入植者の暴力は続いているが、イスラエル当局は事件を防ぐ事が出来ていない。ムハンマドさんは指摘する。「右派政権になってから、入植者はやりたい放題だ」

6月19日には、パレスチナ武装組織がテロを計画しているとして、西岸のジェニンで大規模な襲撃作戦を実施。2000年代の第2次インティファーダ(民族蜂起)以来、戦闘用ヘリコプターによる爆撃も行われ、少年を含むパレスチナ人5人が死亡した。その翌日、パレスチナ側はテロを起こす。パレスチナ人2人が、西岸のユダヤ人入植地郊外のレストランを銃撃し、入植者3人とユダヤ人1人を殺害。反発したイスラエル側は更に態度を硬化させた。

事態を重く見たイスラエル治安当局は、入植者の暴力を「愛国主義者によるテロだ」と指摘し、取締りを強化する事を表明。だがこれに対し、入植者側は「パレスチナのテロと入植者の行為を同一視しており、認められない」と反発する。

略・・・だが、余りにもアングロサクソン独裁帝国に媚び諂う態度と白人が善で有色人は悪と見做す紋切型記事には、唖然とするばかりだ。


★ユダヤ人入植地

1967年の第3次中東戦争で、イスラエルが占領したヨルダン川西岸などに建てられたユダヤ人住宅地。占領地に自国民を移住させる事は国際条約で禁じられているが、イスラエル政府は入植地を徐々に拡大。パレスチナ側は反発し、和平交渉の妨げになっている。西岸の入植者は約50万人で、西岸人口はパレスチナ人約85%、ユダヤ人約15%となっている。


◆「中国の愛国無罪 VS イスラエルの愛国主義者によるテロ」、一体全体、何が違うと言うんだ?

米国大統領のバイデンは習近平を独裁者と呼んだが、ネタニヤフを何と呼ぼうと言うのか、御大尽様とでも呼ぶのか?

以前、米国大統領のバイデンは、プーチン氏の事を戦争犯罪人と呼んだが、イスラエルのパレスチナ人大量殺戮を全力で擁護する、当のバイデンさんは如何なのよ?
世界屈指の戦争犯罪人として歴史に名を刻む米国大統領に相応しく、バイデンさんは打って付けなのでは!

この記事について

このページは、烏柄杓が2023年12月 5日 17:12に書いた記事です。

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