桜花の最近の記事

郡山市の花見も、そろそろ終わり。今年は、例年より1~2週間桜の見頃が早まったと言われた通り、舟津公園の桜も散り始めていた。

郡山市観光協会によれば、舟津公園の桜の見頃は5月上旬で、磐梯山を望む猪苗代湖南岸にあり、松の古木に囲まれた静かな公園で、近くには「舟津浜」「舘浜」「青松浜」などがある。春には湖畔に在る桜が咲き、桜の背景には猪苗代湖と磐梯山が望めるビュースポットとなるそうな。

折からの強風(突風)も有り、舟津公園の桜には気の毒だったけど、湖畔を離れると満開の見事な桜並木が。

湖水浴を楽しめる浜辺に「湖岸道路」が在るが、そこの桜並木も遠目には見事だった。

・遠くの山々が雪で覆われていた

sakura55_up.jpg

・磐梯山を望む? 分かり辛いな

sakura56_up.jpg

・磐梯山にも雪が

sakura57_up.jpg

sakura58_up.jpg

sakura59_up.jpg

コロナ禍で人出は少ないだろうと、初めての日中線しだれ桜並木を眺めに、喜多方市へ行ってきた。道中の磐越自動車道には近付くにつれて凍結防止剤(融雪剤?)の跡がはっきりと残り、会津縦貫北道路から見えた遠くの山並みは真っ白な雪を纏っているように思えた。

普通車の臨時駐車場に着くと、係(駐車場案内?)の人が協力金と称して300円を徴収していた。代わりに下のワッペン(拡大済み)を貰った。

nicchusen_sakura_up.jpg

観光案内には、日中線跡約3kmの遊歩道に1000本のしだれ桜が咲き誇り、途中、SLが展示されて絶好の撮影スポットになっているとあった。

ただ期待に反し、桜祭り期間中とあって出店も在り、結構な人混みだった。考える事は誰しも同じ? SL付近を眺めて帰ることに相成った。

sakura52_up.jpg

sakura53_up.jpg

sakura54_up.jpg

郡山市の桜も満開

一昨日の「はま・なか・あいづ」で「開成山の桜が満開」という事だったので、藤田川へ行ってきました。コロナ禍にもめげず、相変わらず見事な桜でした。

夜桜用に裸電球が吊り下げられて出番を待っている様でしたが、明かりは灯ったのでしょうか?

sakura45_up.jpg

sakura46_up.jpg

sakura47_up.jpg

sakura48_up.jpg

sakura49_up.jpg

sakura50_up.jpg

sakura51_up.jpg

郡山市の満開の桜

既に郡山市の桜は満開となり、今日辺りから至る所で、特に近所の桜は散り始めている。

今年も見事な花を咲かせた「藤田川」の桜。先週の土日は桜祭りで大賑わいだったらしい。

それにしても開成山の桜、手入れが悪いのか、樹齢のせいか、一部には花も付けずに無残な姿を晒した木々も。郡山市は開成山の桜を、本気で名所にしたいのか?

・藤田川の桜

sakura37_up.jpg

sakura38_up.jpg

sakura39_up.jpg

sakura40_up.jpg

sakura41_up.jpg

sakura42_up.jpg

・開成山の桜

sakura43_up.jpg

sakura44_up.jpg

御多分に漏れず青森県の桜も早かった

何と今年は青森県のソメイヨシノも、ゴールデンウイークになる前から散り始めていたようだ。連休も折り返すと、桜吹雪とはいかず、色褪せた桜が強い風に舞っていた。

地元の人によると、昨年あたりも一週間ほど早かったとか。ただ、彼方此方で八重桜は見頃だったかな。

弘前公園の「弘前さくらまつり」は5月6日までだったけど、関係者は色々と大変だったのでは? 何しろ御濠の花筏も既に終わり、隅に浮かぶ僅かの桜はくすんでたからな。

視界良好とはいかなかったお天気、後半は持ったのだろうか?


・岩木山、鶴の舞橋、津軽富士見湖

fujimiko03_up.jpg

fujimiko04_up.jpg

fujimiko06_up.jpg

・富士見湖パーク

fujimiko07_up.jpg

・湖水が溢れそう?

fujimiko09_up.jpg

・津軽富士見湖、けっこうデカイ

fujimiko11_up.jpg

・空に向けすぎ、下手だね~

fujimiko12_up.jpg

fujimiko14_up.jpg


・弘前城

hirosakijyou02_up.jpg

hirosakijyou04_up.jpg

hirosakijyou06_up.jpg


◆追記、弘前駅前で手軽に蕎麦を食べるなら、そば処 こぎん

古くから親しまれてきた駅蕎麦屋さんらしく、人気の「天玉そば」を始め、蕎麦粉9割で仕上げた「幻のそば」、冬期限定大人気「鰊そば」や「冷やしとろろそば(夏期)」などがあるそうだ。

10席ほどのカウンター席に座って、天玉そば520円(税込)+お握り130円(税込)を食べれば、良いほどにお腹も満ちる。駅の立ち食い蕎麦屋さんに近い形態だから、地元の人達に交じって観光客で賑わってるって感じかな。

そば処「こぎん」

住所:  青森県弘前市表町2-11 駅ビル「アプリーズ」1F
電話:  0172-32-1358
営業時間:6:20~20:00
定休日: 不定休
駐車場: 指定有り

米内浄水場の紅枝垂桜一般公開とおまけ

盛岡市の米内浄水場の桜が今年も一般公開された。と言っても、今年初めて知ったのだが。大型連休前は確か蕾だったはずだが、連休終了間際には「花吹雪」を思わせる散り始めだった。

場内に駐車場があるにはあるが、満車に近い状態が続き(回転率は良いかも?)、車を止めるのも一苦労。事故の無いよう誘導する警備員さんも大変そうだった。外部に設けられた臨時駐車場も一時は満杯状態、こちらの警備員さんも大忙し。お疲れ様でした。

それと鉄瓶と言えば南部鉄器。今では国内よりも、中国やヨーロッパでの知名度と需要が高いIWACHUの岩鋳鉄器館を覘いてみた。自分的には昔の鉄瓶は軽かった。昔に比べて小振りなのに結構重くて、(日用品として)実用的なのかとも感じた。


・米内浄水場の紅枝垂桜

sakura29_up.jpg

sakura30_up.jpg

sakura31_up.jpg

sakura32_up.jpg

sakura33_up.jpg

sakura34_up.jpg

sakura35_up.jpg

sakura36_up.jpg


・岩鋳鉄器館の外観

iwachu01_up.jpg

iwachu02_up.jpg

iwachu03_up.jpg

いつの間にか郡山市でも桜が満開

今年の郡山市の桜は、「三日見ぬ間の桜かな」の文句がピッタリの状況だったような・・・自分だけかな?

先週金曜日までは開成山の桜の開花予報は「蕾」だった筈なのに、今週月曜日には行き成り満開。確かに4/12(水曜日)の時点で、郡山駅前の桜はほぼ満開と言ってもいい程で、本当に開成山の桜は蕾(?)と半信半疑だったけど。

更に今年の桜は、同じ地域や近隣でも場所によって蕾だったり賑やかに咲いていたりと、「南枝北枝の梅の花」にも劣らぬ不揃いぶり。

火曜日の冷たい雨と強い風で桜は散ってしまったかと心配しながら、(知る人ぞ知る?)藤田川沿いの花見に出かけたが、満開に咲き誇る桜だった。今日の風も強かったのに、花弁一枚散らすものかと言わんばかりの見事さだった。


堀之内橋から眺める上・下流の桜

sakura08_up.jpg

sakura09_up.jpg


川沿いの花見

sakura05_up.jpg

sakura07_up.jpg

sakura10_up.jpg

sakura11_up.jpg

sakura12_up.jpg


弁当を広げた場所からの桜

sakura13_up.jpg

sakura14_up.jpg


ダブルけど撮ってしまったから

sakura06_up.jpg

古の都人は桜の木には神が宿ると考え、蕾が綻ぶ(開花の)様は、その神のご利益の現れであると信じられていた。今なお日本各地の神社では、桜の古木がご神体として、少なからず祀られているとか。

現在でも、結婚式や結納など祝いの席では「お茶を濁す」事の無いようお茶(抹茶や煎茶)を避け、桜の中で最も香りが強い八重桜を塩(酢)漬けにした物に湯を注いだ縁起物の「桜湯」が飲用されているほどである。


◆御車返しの桜

古来天下の名花と謳われ、今は京都でも縁結びの神様として名高い清水寺の地主神社に、一樹に八重と一重の花を同時に咲かせる「地主桜(じしゅざくら)」がある。

平安初期、嵯峨天皇が地主神社へと行幸された折、祈願を終えて帰途に就こうとする牛車を、嵯峨天皇は一度ならずも二度三度とお返しになり、美しく咲き誇る地主桜を眺めたと言われている。

時は流れて、いつしか地主桜は「御車返しの桜」とも呼ばれるようになった。


◆御車返しと呼ばれている代表的な桜

・常照皇寺の御車返しの桜
・京都御苑の宜秋門前の御車返しの桜
・京都清水寺の地主神社の地主桜
・鎌倉極楽寺の八重一重咲分桜

何れの「御車返しの桜」にも、嵯峨天皇、御水尾天皇、公家などが御車を引き返して見事に咲く花を眺めたという伝承があるようだ。

今年も回春、桜始開かな

今年は3月25日から、七十二候の一つ「桜始開(さくらはじめてひらく)」となった。期間は3月29日まで(因みに、次の七十二候は3月30日からの「雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)」)。

東京では3月21日に、ソメイヨシノの桜が開花したようだ。気象庁の話では、ソメイヨシノが開花してから満開になるまでおよそ1週間(平均値)。

北に行くほどその期間は短くなり、東北では4~5日で満開になるとか。ただ郡山は寒気の影響か寒さがぶり返し、金曜日は一時雪が舞い、日曜日は冷たい雨まで降る始末。残念ながら桜の開花は遅延するかもしれない。

古より桜は多くの人達に親しまれ、今でも多くの日本人に愛され続けるている。そして「桜」を使った春の気候や情景を表す多くの言葉が受け継がれている。

 ・桜の花が咲く頃の「花時」
 ・桜花の頃に寒さが戻って冷え込む「花冷え」
 ・こぼれ散る桜花の様の「零れ桜」
 ・満開の桜で闇の中でも仄かに明るい様の「花明かり」
 ・桜花がたくさん舞い散る様の「花吹雪」や「桜吹雪」
 ・散った桜花が水面に浮かび流れる様の「花筏」


◆桜を愛でる所以 咲いて好、散る姿なお好

桜の咲く様は素晴らしく、その散る様はなお素晴らしい。桜花の時期は短く、その儚さその潔さ、そして貴い美しさこそが、多くの日本人を惹きつけて止まない源ではなかろうか。

日本三大桜と言うと、福島県の「三春滝桜(紅枝垂桜)」、 山梨県の「山高神代桜(江戸彼岸桜)」、岐阜県の「根尾谷 淡墨桜(江戸彼岸桜)」を指すらしい。

里山に気高く屹立する三春滝桜の風情は格別で、郡山から至近なのもなお嬉しい。

このアーカイブについて

このページには、過去に書かれた記事のうち桜花カテゴリに属しているものが含まれています。

前のカテゴリは佳景です。

次のカテゴリは杞憂です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

ウェブページ

お気に入りリンク

Powered by Movable Type 6.3.2