10月のアノマリーはドル高円安らしいけど、根拠が今一ねぇ~?

昨年までの10月のドル円相場は7年連続のドル高、10~12月期の四半期ベースでも6年連続の円安。だから今年の10月もドル高円安で決まりって、本当にそうなのかな?

9月28日にチャート上の節目を突破したらしく、教科書通り円売りに乗り遅れるな~って注目を集めたらしい。月末や四半期末、年末に向けての実需のドル買いだとか、一部の国の財政悪化によるユーロ安だからとか、色々な指摘がなされてる様だったけどね。

ただ、9月26日のFOMC(米連邦公開市場委員会)では2020年に利上げ終了を打ち出したという事で、米長期金利の低下とドル安の結果を招いた事も事実。

・特段の理由も無く、円安や円高にぶれるんじゃないのかな(ボラティリティーが高いのは美味しい)?


◆日本経済新聞の記事には高値警戒感も

速いペースで進む円売りに外国為替市場では警戒が高まりつつある。2017年11月につけた1ドル114円台後半まで円安が進めば、円買いが入りやすくなるとの予想も聞こえ始めた。円安ドル高を支えてきた原油高が一服すれば、円高転換へのきっかけとなりかねない。

とか

日経平均株価が27年ぶりの高値圏に入り急ピッチな上昇が漸く落ち着きつつある中、原油高に伴うコスト増が企業業績を下押しし、株価下落に繋がることへの警戒も浮上しつつある。

とか書かれていたけど、株価下落って円高要因だったよね?

・アノマリー通り10月はドル高円安になったとしても、米国の中間選挙は確か円高要因だった気が・・・

何とも座り心地の良くない、リスク警戒感の強い、円安傾向だなぁ~。

この記事について

このページは、烏柄杓が2018年10月 2日 23:26に書いた記事です。

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