東京新聞が、更年期障害は男性にも起こる病気(症状)だと、注意喚起していた。
・突然汗が出るなど発汗異常や火照り
・よく眠れなくなるなど睡眠障害
・筋肉痛や関節痛
・鬱状態や不安感
・苛々して怒りっぽくなる
・勃起力の低下
・認知力が低下し、物が覚えられなくなる
などの症状が現れたら、更年期障害は女性の病気だなどと思わず、医師の診察を受けることが大切だ。
男性だけでなく、女性にも「男性の更年期障害」の認知度は低いために家族も気付かず、加齢や疲れが原因と思い込んで診療に繋がらない人も多いとか。
女性と同様に男性の更年期障害は誰にでも起こり得る病気で、潜在患者数は600万人とも言われている。放置すると中性脂肪の増加などにより、心筋梗塞や脳卒中といった深刻な病気に発展しかねないので厄介だ。
◆加齢男性性腺機能低下(LOH)症候群
男性の更年期障害は、男性ホルモンの一種「フリーテストステロン」が急に低下して起きるとされ、正式には加齢男性性腺機能低下(LOH)症候群と呼ばれるらしい。
発汗異常や火照り、関節痛、鬱状態や不安感、怒りっぽくなったり認知力の低下などの症状が出た時、家族から様子がおかしいという指摘を受けた時には、「年のせいだ」と片付けずに専門の外来がある病院を受診すべきかも...。