米イージス艦とコンテナ船が衝突、軍艦大破の謎

17日午前2時半頃、静岡県南伊豆町石廊崎の南東約20キロ沖合で、米海軍横須賀基地を拠点とするイージス駆逐艦「フィッツジェラルド」(8,315トン、154メートル)と、フィリピン船籍のコンテナ船「ACXクリスタル」(29,060トン、222メートル)が衝突した。

当初在日米海軍によると、フィッツジェラルド乗員の少なくとも3人が怪我をした他、7人が行方不明となっていたが、18日に米海軍は複数の遺体を収容したと公表、ABCテレビなど主要メディアは7人全員が死亡したと報じたようだ。

誠に残念だが、亡くなった乗員の冥福を祈りたい。


◆第三管区海上保安本部などの状況説明

・イージス艦は右舷艦橋付近が大破、コンテナ船は左舷船首が損傷。
・コンテナ船について、業務上過失往来危険容疑を視野に船長や乗組員を捜査。
・イージス艦については日米地位協定で一次裁判権が米側にあるため情報提供を依頼。←情けないがアメリカ植民地の証左

・米海軍によると、イージス艦の右舷中央船底付近に大きな穴が開き、急激に海水が流入し居室部分などが浸水。

・気象庁によると、17日午前2時半頃の石廊崎沖の天候は晴れで、注意報や警報は出ていなかった。


◆海上衝突予防法では針路が交差する場合、相手の船を右に見ている船が回避義務を負う

・コンテナ船の乗組員は、「イージス艦と同じ方向に航行していてぶつかった」と話している。
・イージス艦の乗組員は、如何に?

日本のメディアは、コンテナ船ばかり「業務上過失往来危険容疑」を強調するが、イージス艦についても日本側に管轄権がありさえすれば当然、業務上過失往来危険容疑で取り調べるはず。


◆大破したのが軍艦の何故

それにしても、大破したのがイージス艦だったのは何故か。こんな軟な船に、乗組員は自分の命を預けなければならないのか? とてもとても、戦闘艦とは思えない。

まさか米軍の最高技術を結集したイージス艦だから、敵の攻撃など完全防御と高を括っていたか? これではたった1発食らっただけでも、撃沈同然、戦闘継続不可能なのではないか。

世界中にイージス艦の攻略法を伝授したようなものだ。


◆追記、7月22日の東京新聞によれば、

米海軍予備調査の結果、イージス艦乗組員による「複数の過失」が原因だった可能性があると、CNNテレビが報じた。

イージス艦側がコンテナ船の接近を衝突寸前まで把握出来ず、適切な回避措置が取れなかったと、複数の米軍当局者が明らかにしたらしい。

また、イージス艦が目的地への到着を急ぐあまり、通常より速度を上げていたと見られることも判明したそうだ。

この記事について

このページは、烏柄杓が2017年6月19日 09:08に書いた記事です。

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