11歳少年が玩具でサイバー攻撃を実演、自動車や飛行機も武器になる?

5月17日、オランダ・ハーグで開かれたサイバーセキュリティー世界フォーラムで、11歳の少年がネット接続できるテディベアのおもちゃを操作するためにブルートゥース機器へのハッキングを実演し、セキュリティー専門家らの聴衆を仰天させたとAFP通信が伝えた(http://www.afpbb.com/articles/-/3128472)。

相互接続されたスマート玩具をどのように「武器化できる」かを示す事が狙いだとか。

彼の名前はルーベン・ポール君、米国テキサス州オースティンの小学5年生で、米国の「神童」らしい。


WiFi とブルートゥースを通してクラウドサービス「iCloud」に接続し、メッセージを送受信する事ができるテディベアでの実演内容とは、

 ・実演で利用するブルートゥース機器を探すため、クレジットカード大の小型コンピューター「ラズベリー・パイ」を使い会場内をスキャン(すると一部高官の物を含む数十の番号がすぐに見つかった事に、彼自身も含めて誰もが驚いた)

 ・パイソン(Python)と呼ばれるプログラミング言語を使い、見つかった番号の一つを経由して壇上のテディベアを操作し、縫い包みに付いているライトを点灯させたり、聴衆からのメッセージを録音したりしてみせた

などのようだ。

ルーベン君は壇上から、「飛行機から自動車、スマートフォンからスマートホームまで、どんな物でも、あるいはどんな玩具でも、『モノのインターネット(Internet of Things、IoT)』の一部となる」と語った。

そして「ターミネーターからテディベアまで、どんな物でも、どんな玩具も武器化される恐れがある」事を付け加えた。


驚愕の内容だが、「IoT家電など日常生活で使用できるもの、自家用車、照明、冷蔵庫など接続機能を持つこの種のあらゆるものは、人々に対してスパイをしたり害を及ぼしたりするために悪用され、武器化される可能性がある」事を示している。

 ・もはや盗聴器など不要
 ・怪奇現象仕立てで精神的に痛めつける
 ・気に入らない奴の家屋を全焼させる
 ・邪魔な奴等を交通事故に見せ掛けて暗殺
 ・敵対勢力を飛行機事故に見せ掛けて暗殺

などなど、政府が独裁や権力維持のために政敵などに(当然デモる奴等も)やり出したら・・・

 ・自動運転の車、日本では技術ばかりが持て囃されているけど、制御不能にさせるのなんて超簡単?
 ・ビットコインやキャッシュレス化なんて、即無一文の危な過ぎ?
 ・エレベーターや交通機関だってテロられたりして、危ないかも?
 ・私生活なんて皆無、恐怖の監視社会?

この記事について

このページは、烏柄杓が2017年5月25日 01:01に書いた記事です。

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