2017年4月アーカイブ

「花は盛りに、月は隈なきをのみ見るものかは」と自分に言い訳するでもなしに、郡山市で今年最後の花見に行ってきた。「三春滝桜」を見に行くのは早々と断念していたのだが、「紅枝垂地蔵ザクラ」と「不動桜」は見なければ・・と。

何と言っても「紅枝垂地蔵ザクラ」と「不動桜」は『郡山市指定天然記念物』なのだから、郡山市民としては落とすわけにはいかない。それに道すがら、鶯は鳴くし(ただ若いからか春先だからか、鳴き方が不自然なのだが)、見応えのある桜も多い(駐車場が無いのが残念)。

「三春滝桜」を見られなかったのは残念だったが、行けなくて良かったと思えたことが一つ。郡山市中心から行くには、県道57号線を通って県道40号線に抜けて行くのが一番手っ取り早いのだが、40号線に入るのに57号線を左折できない車が2~3台。

どうしたのかと思って眺めてみたら、なんと見事な縦列駐車。あそこから皆さん、歩いて行ったのだろうか(って、ただの大渋滞だよね)。流石は日本三大桜の一つ、三春滝桜だね~。


・郡山市指定天然記念物の不動桜。駐車場が凡そ4台(公称10台)と小さいので、道沿いに車が溢れていた。

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・郡山市指定天然記念物の紅枝垂地蔵ザクラ。駐車場完備、大型バスも数台可能。ただ、今のところ道幅が狭い所があり不便。

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・道すがら、脇道に車を止めた近場の桜

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いつの間にか郡山市でも桜が満開

今年の郡山市の桜は、「三日見ぬ間の桜かな」の文句がピッタリの状況だったような・・・自分だけかな?

先週金曜日までは開成山の桜の開花予報は「蕾」だった筈なのに、今週月曜日には行き成り満開。確かに4/12(水曜日)の時点で、郡山駅前の桜はほぼ満開と言ってもいい程で、本当に開成山の桜は蕾(?)と半信半疑だったけど。

更に今年の桜は、同じ地域や近隣でも場所によって蕾だったり賑やかに咲いていたりと、「南枝北枝の梅の花」にも劣らぬ不揃いぶり。

火曜日の冷たい雨と強い風で桜は散ってしまったかと心配しながら、(知る人ぞ知る?)藤田川沿いの花見に出かけたが、満開に咲き誇る桜だった。今日の風も強かったのに、花弁一枚散らすものかと言わんばかりの見事さだった。


堀之内橋から眺める上・下流の桜

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川沿いの花見

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弁当を広げた場所からの桜

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ダブルけど撮ってしまったから

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東京都は7日、蜂蜜が原因で乳児ボツリヌス症を発症したとみられる生後6か月の男児が死亡したと発表した。男児の家族が約1か月にわたり、市販の蜂蜜入り離乳食を食べさせていたという。

都によると、統計が残る1986年以降、乳児ボツリヌス症による死亡例は全国で初めて。

ボツリヌス菌は海や川の泥砂などに存在し、市販の蜂蜜にも5%程度含まれる。1歳未満の乳児が蜂蜜を摂取すると、腸内の細菌が少ないためボツリヌス菌が発芽・増殖し、毒素で呼吸困難や便秘などの症状を引き起こす危険性がある。


◆1歳未満に注意喚起

厚生労働省や東京都は以前から乳児のボツリヌス菌中毒を防止するため、1歳未満の乳児に蜂蜜を与えないよう注意を促し続けてきた。

乳児は未だボツリヌス菌に免疫を持っていないので、蜂蜜を与えてはいけないということを最近は知らない親が多すぎる? ボツリヌス菌は芽胞の形で数年にわたり生き残るため、乳児に蜂蜜を摂取させてはいけないことを周知徹底させるべきだと思う。

古の都人は桜の木には神が宿ると考え、蕾が綻ぶ(開花の)様は、その神のご利益の現れであると信じられていた。今なお日本各地の神社では、桜の古木がご神体として、少なからず祀られているとか。

現在でも、結婚式や結納など祝いの席では「お茶を濁す」事の無いようお茶(抹茶や煎茶)を避け、桜の中で最も香りが強い八重桜を塩(酢)漬けにした物に湯を注いだ縁起物の「桜湯」が飲用されているほどである。


◆御車返しの桜

古来天下の名花と謳われ、今は京都でも縁結びの神様として名高い清水寺の地主神社に、一樹に八重と一重の花を同時に咲かせる「地主桜(じしゅざくら)」がある。

平安初期、嵯峨天皇が地主神社へと行幸された折、祈願を終えて帰途に就こうとする牛車を、嵯峨天皇は一度ならずも二度三度とお返しになり、美しく咲き誇る地主桜を眺めたと言われている。

時は流れて、いつしか地主桜は「御車返しの桜」とも呼ばれるようになった。


◆御車返しと呼ばれている代表的な桜

・常照皇寺の御車返しの桜
・京都御苑の宜秋門前の御車返しの桜
・京都清水寺の地主神社の地主桜
・鎌倉極楽寺の八重一重咲分桜

何れの「御車返しの桜」にも、嵯峨天皇、御水尾天皇、公家などが御車を引き返して見事に咲く花を眺めたという伝承があるようだ。

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