痛ましや、蜂蜜に含まれるボツリヌス菌中毒で国内初の乳児死亡

東京都は7日、蜂蜜が原因で乳児ボツリヌス症を発症したとみられる生後6か月の男児が死亡したと発表した。男児の家族が約1か月にわたり、市販の蜂蜜入り離乳食を食べさせていたという。

都によると、統計が残る1986年以降、乳児ボツリヌス症による死亡例は全国で初めて。

ボツリヌス菌は海や川の泥砂などに存在し、市販の蜂蜜にも5%程度含まれる。1歳未満の乳児が蜂蜜を摂取すると、腸内の細菌が少ないためボツリヌス菌が発芽・増殖し、毒素で呼吸困難や便秘などの症状を引き起こす危険性がある。


◆1歳未満に注意喚起

厚生労働省や東京都は以前から乳児のボツリヌス菌中毒を防止するため、1歳未満の乳児に蜂蜜を与えないよう注意を促し続けてきた。

乳児は未だボツリヌス菌に免疫を持っていないので、蜂蜜を与えてはいけないということを最近は知らない親が多すぎる? ボツリヌス菌は芽胞の形で数年にわたり生き残るため、乳児に蜂蜜を摂取させてはいけないことを周知徹底させるべきだと思う。

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このページは、烏柄杓が2017年4月 9日 23:53に書いた記事です。

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