唐突に、高橋書店の「エコカレンダー壁掛」
今年は高橋書店発行のエコカレンダーを買い損なってしまいましたので、月毎の異称や季語などをカレンダーを捲って確認する事が出来なくなってしまいました。
季節情報としての歳時記などを検索するのも億劫なので、去年の同カレンダーから忘備用として書き留めておきます。
・月の異称と季語
月 | 異称 | 季語 |
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一月 | 睦月、泰月、初春月、太郎月 | 新年、初日、初鶏、初夢、羽子板、雑煮、門松、稽古始、七草 |
二月 | 如月、麗月、雪消月、梅見月 | 立春、冴返る、春雪、雪解、余寒、山焼、針供養、草の芽、猫の恋 |
三月 | 弥生、桜月、花見月、春惜月 | 春暖、土筆、朧、風光る、霞、水温む、若草、菜の花、蝶 |
四月 | 卯月、卯花月、花残月、夏初月 | 春深し、春愁、朝寝、入学、桜、花見、花吹雪、青麦、燕 |
五月 | 皐月、橘月、多草月、早苗月 | 万緑、薄暑、風薫る、田植、鯉幟、初鰹、薔薇、新茶 |
六月 | 水無月、水月、松風月、風待月 | 梅雨、短夜、蚊、蛍、めだか、鮎、蝸牛、紫陽花 |
七月 | 文月、相月、七夕月、女郎花月 | 盛夏、土用、梅雨明け、夕立、雷、浴衣、花火、海水浴 |
八月 | 葉月、秋風月、月見月、雁来月 | 日盛り、残暑、晩夏、新涼、朝顔、西瓜、灯籠、銀河、踊 |
九月 | 長月、菊月、紅葉月、色取月 | 野分、天高し、案山子、水澄む、蜻蛉、虫、秋桜、彼岸花 |
十月 | 神無月、陽月、良月、初霜月 | 晩秋、朝寒、秋寂し、渡り鳥、紅葉、木の実、茸、柿 |
十一月 | 霜月、子月、章月、雪待月 | 小春日和、霜、北風、初雪、落葉、山茶花、咳、酉の市 |
十二月 | 師走、極月、春待月、暮古月 | 冬深し、冬木立、木枯、初氷、大根、鰤、ストーブ、歳暮 |
・二十四節気
節気 | 解説 |
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小寒 | 寒の入り、これから節分までが本格的な冬の季節である寒の内。 |
大寒 | 立春を前に、寒さが一番厳しい頃。 |
立春 | 暦の上ではこの日から春となる。旧暦ではこの時期を新年としていた。 |
雨水 | 雪や氷が解け始めて雨水となり、草木には萌芽の兆しが見える頃。 |
啓蟄 | 土の中で冬籠りをしていた虫が地上へ出てくる頃と言われる。 |
春分 | この日を境に昼が長くなり始める。 |
清明 | 草木の花が咲き始め、万物が生き生きとしてくる季節。 |
穀雨 | この時季の春雨は穀物を潤し、種蒔きの好期をもたらす。 |
立夏 | 暦の上では夏となり、新緑が目立ち始める頃。風も爽やかになってくる。 |
小満 | 草木など、万物が長じて天地に満ち始める頃。田植えの準備なども始まる。 |
芒種 | 芒はのぎと読み、稲や麦にある針状の突起の事で、稲を植える季節の意。 |
夏至 | 北半球ではこの日、昼が最も長くなる。 |
小暑 | 梅雨も明け、日増しに暑くなってくる頃。この日から暑中見舞いの季節に。 |
大暑 | 一年で最も暑さの厳しい季節。この前後から立秋前までが夏の土用である。 |
立秋 | 暦の上ではこの日から秋だが、なお暑さが続く。残暑見舞いの季節となる。 |
処暑 | この頃漸く暑さも収まり始め、実りの季節も目前となる。 |
白露 | 野の草に露が宿り、秋の気配が感じられる頃。 |
秋分 | この日を境に昼が短くなり始める。 |
寒露 | 野草に宿る露は寒露と呼ばれる。収穫もたけなわの実りの季節。 |
霜降 | 所によっては早朝などに霜が降り、紅葉の便りが里に下りてくる。 |
立冬 | 木の葉が落ち始め、初冠雪の便りが届き始める頃。 |
小雪 | 冷たい木枯らしが木の葉を吹き飛ばし、山々には雪が積もり始める。 |
大雪 | 山では雪が降り積もり、日本海側では、文字通り大雪になる事がある。 |
冬至 | 北半球では昼が最も短くなるが、この日から徐々に日脚が伸びてくる。 |