驚いたことに、日本経済新聞が真面な事(素人投資家保護?)を書いていた。今年の株式市場は危ういのではないかと、年の初めから警告を発していた。(有料記事の見出しと前書きしか分からないので、否定形の結論で終わりという事も)
その見出しは、
1月3日付 :7の年は市場が荒れた
5月23日付:危機の年は「7」が付く 金融システムは安全か 編集委員 小平龍四郎
7月3日付 :「波乱の7の年」、株の「楽観注意指数」急伸の不安 編集委員 田村正之
であり、奇しくも今年は2017年。
過去には、
・1987年のブラックマンデー
・1997年のアジア通貨危機
・2007年のサブプライムショック
などがあり、10年周期で7の付く年に波乱が起きていて年号の末尾に「7」が付く年は市場が揺れやすいとのジンクスもある、としている。
世界同時株安の発端となるのは、日本か米国か、それとも欧州(仏、伊、西...)か。
日本と米国は共に、経済成長の裏付けの無い、金融バブルの株高に沸いている。欧州は未だに金融システム不安を引きずっている。
ただ、日本は政府が未熟で、金融緩和策の「出口戦略」すら持ち合わせていないお寒い状態だから、一番始末に負えないかもしれない。