唖然としたというか、世も末と言えば良いのか、1合最高1500円で「妊娠米」なる商品がインターネットに出回っていたと、毎日新聞が先日報じていた。
毎日新聞曰く、
・「妊娠菌」付き白米で女性が妊娠しやすくなる
・妊娠経験の無い出品者もいる
・購入者に妊娠しやすくなるサプリメントが送られることもある
・「妊娠菌感染」には科学的根拠や医学的根拠などあるはずもない
・「メルカリ」サイトのフリーマーケットで売買されている
妊娠米の謳い文句は、「妊娠菌は女性が妊娠時や出産前後に触れたものに移り、それを譲り受けて妊娠する人が続出している」のだそうな???
妊娠米の使用例として、炊いてお握りにして食べることが挙げられているのだからお笑いだ(菌が死滅するだろう)。
その昔、女性の多くが大学進学するようになった事を、国民の総白痴化現象と称した批評家がいたことを思い出して、現在驀進中かよと滅入る気がした。
藁を掴むのも良いが、掴む藁ぐらい選べとも思う。赤ちゃんを授かる一番いい方法は、結婚適齢期に結婚して、妊娠適齢期に妊娠する事以外にはないだろう。
専門家はその事実を、ちゃんと指摘するべきではないだろうか。